2月4日(月) 雨
最近、ちょっと書いていなかった読書感想日記ですが...
本は、読んでますよ~。
>相変わらずライトノベル限定だけど。(^^;;
んで、昨年10月に、頑張って、上・中・下を制覇したのがこれ。 ↓
新世界より 講談社文庫 貴志祐介
超能力を持った子供達が活躍するSF小説だと思って買ったんですが...
以下、ネタバレあります。(^^;;
1000年後の日本は、超能力を持った人間が、豊かな自然の中で暮らす世界。
主人公(渡辺早季)たちは、学校で超能力をコントロールする訓練をしています。
ある日、野外授業で、禁止区域に進入して「ミノシロモドキ」と呼ばれる
虹色に光る不思議な生物と出会います。
この「ミノシロモドキ」と呼ばれる不思議な生物の説明が長ったらしくて...
簡単に説明すると、生物に擬態した「古代の国立国会図書館の移動型端末」
つまり、動く古いパソコン端末。
これをまわりくど~く説明してて...イラッ!
全体的に描写がくどいです。
気持ち悪いシーンの描写も多いです。>特に、戦いのシーン。
これでもかってくらい同じことを書いてます。
後半は、戦いのシーンばっかりで、同じことの繰り返し。
主人公(早季)と恋の相手(瞬)の成り行きが気になって読み進んだけど、
途中で、瞬は死んじゃいます。(っていうか殺されてしまう?)
この死がちょっと意味不明。
>超能力を持つ子供たちの中には、パワーが強すぎてコントロールできなくなり、
それが人類(世界かな?)を滅ぼすことになるくらいすごいパワーなので、
大人達はそういう子供を抹殺する。
そして、それが瞬で抹殺されたってことのようです。
ってことで、瞬が死んで、恋なんかどっかにぶっ飛んじゃって、
途中から、気味の悪いバトルの描写ばっかりになりました。
この時点で、読む気なくなっちゃったんですが...
バケネズミという醜い生物がいて、それは、人間が嫌がる仕事をする
下層階級の生物なんですが、人間と同じように知能が高い生物。
>その理由は...これ、私は、途中でネタがわかっちゃいましたが、
それは、書かないでおきます。(^^;
後半は、このバケネズミとの対決シーンばっかり。
しかも、地下のジメジメした蟲がいっぱいのところを進んで行くとかって
気持ち悪いシーンの連続。
こういうのが苦手なので、想像しちゃうと ぎょえ~~~!(><;; でした。
何度も途中で読むのを断念しかけましたが、
上・中・下と3冊まとめて買っちゃったし、
文庫本にしては、ページ数の多い分厚い作品だったので、
お値段もそれなりに高かったので、
頑張って読み切った!ってのが本根です。(^^;
どこかで生き伸びてて欲しいと思った人物(瞬とか、早季の友人やその子供とか)は
みんな死んじゃってるし...
読み終えて、なんか悶々とする作品でした。
ケチばっかりつけましたが、何とか読み終えることが出来たのは、
それなりに、読ませる魅力があったのかな?とも思うので、
評価は、☆☆(星2つ)です。(^^;
私は、本を通勤電車の中で読むので、悶々とする作品はダメです。
だって、
朝から、仕事のテンションが下がっちゃうから~。(ノ ̄▽ ̄)ノ