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こころ穏やかに暮らしたいのに...あぁ、なんで毎日、こーにゃるの!?
2021年10月11日 (月) | 編集 |
2021年10月11日(月) 曇

先日、またもやノーベル文学賞を逃した村上春樹さん

偶然にも、8月から読み始めた1Q84
最近やっと読み終えた所です。

210901-1Q84

私は、ほとんどラノベしか読まないので、
彼の作品はあまり読んだことが無いのですが、
数年前に、大阪モノレールの駅構内にある「モノレール文庫」で、
第1巻(BOOK1<4月-6月>)を見つけて読みました。

面白くて、すぐに読んでしまったのですが、
2巻(BOOK 2<7月-9月>)・3巻(BOOK 3<10月-12月>)
がなかなか見つからず、数年経過。

とうとう諦めて、8月に近所の図書館で借りました。

※モノレール文庫は、借りるのは自由。
返却の期限もなく、借りた駅でなくても、
モノレールの駅ならどこの駅ででも返却できるので
とても便利です。
読んでいた本の続編がなかなか見つからないのが
ちょっと難点ですが、時々利用しています。

第1巻を読み終えたのが数年前なので
忘れているところも多かったので、
また、第1巻から読み直しました。

超大作なので、2ヶ月ちょっとかかってやっと読み終えたところに

ノーベル文学賞、今年も受賞ならず

のニュースが流れてきました。

村上春樹さんは、何度も候補に挙がっているのに、
毎回、受賞を逃していて、今年こそは!と言われていたのに、
またしても...

来年は、デビュー60周年とのことなので、
来年に期待ですね!



1Q84は2009年に出版され、当時、かなり話題になった作品です。

【あらすじ】
【青豆】
スポーツクラブのインストラクター。
裏の顔は、特殊能力を持つスナイパーの女性。

【天吾】
塾の講師をしている小説家志望の男性

青豆と天吾は、いつの間にか「月が2つあるパラレルワールド」
移動してしまいます。

ここはパラレルワールドだと気づいた青豆は、
この世界を1Q84年と名付けます。


青豆と天吾は、じつは小学生時代の同級生。
そして、二人はずっと相手のことが気になっていました。

【深田絵里子(ふかえり)」】
新興のカルト集団「さきがけ」のリーダの娘。
ちょっと変わった17才の女の子で、小説「空気さなぎ」の著者。
「空気さなぎ」はベストセラーになりますが、
じつは天吾が手を加えています。

※「さきがけ」は、この作品が発表された当時、
世間を騒がせた某宗教団体を思わせます。


【牛河】
カルト集団に雇われた特異な風貌の保険調査員の男性。
団体のリーダーを殺害した青豆をしつこく捜索します。

青豆と天吾は、牛河の執拗な捜索から逃れるうちに、
お互いにずっと相手を求めていたことに気づきます。

二人は追手から逃れて、無事に巡り合うことができるのか?
そして、元の世界に戻れるのか?

あらすじは、こんなところでしょうか?💦

【感想】
先が気になって、どんどん読み進んでしまいました。

イマイチ、理解できない所が多々ありましたが、
でも、そこは深く考えずにすっ飛ばして読んだので、
作者の込めたメッセージをちゃんと読み取れていないような気もしますが、
何年も途中放棄だった大作をやっと読み終えたという
達成感はあります!(^^;

その後どうなったのかわからない登場人物が数人いて、
その人たちのことが気になりました。
ここはちゃんと回収してほしかったなぁ...
作者にとっては、さほど重要な人物ではなかったってことかな?
でも、私は、結構気に入ってた人がいたんですよねぇ...(--;

それから、こんな大作を最後まで読んだのに、
最後は「読者のご想像にお任せします」的なところは
ちょっと不満でした。
映画でも小説でも、最後は、スッキリさせてほしい派です!

多少の不満はありますが、とても面白い作品でした。


読書の秋です!
気になる方は、是非、読んでみてくださいませ~!


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