藤城清治展 「愛と平和の祈り」 に行ってきました。


藤城清治さんは、今年91歳になられましたが、
未だに精力的に創作活動をされています。
※公式HPはこちら→http://fujishiro-seiji-museum.jp/
ケロヨンやカルビスのパッケージの影絵など、懐かしい作品から
最近の新しい作品まで、たくさんの作品が展示されていまいた。
7年前(2009年)、京都に見に行った時も感動しましたが、
今回も、切り絵の繊細さに感動しました。
幻想的な影絵の世界に、どんどん引き込まれていきます。
藤城清治さんにとって、「こびとは人生のパートナー」なんだそうです。
友人であり、分身であり、パワーの源であり、愛のメッセンジャーであり、
インスピレーションをあたえてくれる存在なんだとか。
私は、小人ってちょっと恐い感じがするのですが、
藤城清治さんにとっては、なくてはならない存在のようですね。

絵葉書を買いました。>原画はとても変えるお値段じゃないので...(^^;;
一番上の左側は「アリスのハート」です。
7年前の個展では、売り切れていてとっても残念だったので、
今回手に入って嬉しかったです。
一番上の右側は「軍艦島」です。
原画は、大作でした。
その大きさと、波を1枚1枚切り張りしている細かさに驚きました。
>この作品にも、ちゃんと小人さんがいます。(^^;
絵画にはあまり興味のないアンパン旦ですが、
24時間テレビに出演していたのを見ていたらしく、
この人は知ってる!と言ってました。
>ちなみに、私は24時間テレビは見てません。(^^;
「日本-大阪大パノラマ」は、幅が6mもある大作で圧倒されました。
隅から隅まで、すべてが大阪!
大阪大パノラマって題なんだから当たり前だけど。(^^;;
>絵葉書がなかったのが残念ですが、
あんなに大きい作品を絵葉書にしたら見えないかもねぇ...( ̄▽ ̄|||
「日本-大阪大パノラマ」は、何時間見ていても飽きない作品でした。
写真撮影はできないし、絵葉書もなかったので、
画像をご紹介できないのが残念です。
興味のある方は、自力でネット検索してください。(^^;;
>画像をアップしているサイトはあるんですが、
勝手にリンクしちゃいけないと思うので。
「日本-大阪大パノラマ」は、右上の端っこにある「太陽の塔」と
その後ろから輝く太陽が、一番印象に残りました。
私にとって、大阪のシンボルは、
通天閣ではなく太陽の塔なので~!(^^;;
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京都市美術館の「フェルメールからのラブレター展」に行ってきました~。

テレビで何度も特集していたせいか、美術館はいつも満員みたいで、
行くのが延び延びになっていたんだけど、そろそろ行かないと
最終日が近くなると、益々混んでくるからねぇ。(><;

公式サイトはこちら。→http://vermeer-message.com/
フェルメールの絵については、テレビで何度も解説を聞いたので
それなりに予習済み。(^^V
・門外不出のアムステルダム国立美術館所蔵の「手紙を読む青衣の女」が
修復後、世界初公開として日本初上陸!
・フェルメール・ブルーとも言われる青色は、ラピスラズリという鉱物(宝石)を
砕いて溶液で溶かして植物油脂でといたもので、とっても高価な絵の具なので、
17世紀には金よりも貴重fだったとも言われて、「天空の破片」とも呼ばれていた。
なんと、通常の青い絵の具の100倍 もしたんだとか。
>ひゃ、百倍ぃぃぃ!? ひえ~!
そのせいで、フェルメールの死後、相当な借金が残ったんだとか。 (ノ゜0゜)ノ
門外不出の絵画ってことは、
多分、今回見ないと、二度と見られないってことだわー!
> オランダ旅行なんて、絶対に行かないと思うから...
借金をしてまで使ったという超高価な絵の具の色を、
絶対に見てみたい~~~!
ってことで、またまたプチ絵画マニアの血が騒いで行って来ました。q(≧∇≦)p

お天気も曇ってたから、ちょっとくらい並んでもそんなに暑くないから大丈夫だろう
と思って出かけたんだけど、結構暑かった...(><;
でも、思ったほど待ち時間は長くなくて、30~40分くらいだった...かな?
修復して、青の輝きが再現されたということでしたが...

今回のメインは、この絵。
本当に綺麗な青色。
ふ~ん、こりが超お高い絵の具の青色か...


フェルメールの絵には、背景にある地図や、窓からさす光などから
手紙が誰から来たものだとか、どういう内容だとかが想像できるように
描かれているそうで、なかなか興味深い作品でした。
ただ、タイトルが「フェルメールからのラブレター」ってことで、
私が見たかった「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」が
展示されていなかったのが、チョッチ残念でした。(;_;)
どんな絵なのか?って興味のある方は、ネットで検索してみてください。
きっと、一度は見たことのある作品だと思います。(^^;
んで、絵画鑑賞のあとは、京都駅ビルでお食事。

ちょっとピンボケですが...お寿司です。(^^;;
んで、明後日、人間ドックで、また京都に来る予定。
毎年、ニンゲンドックは京都の某病院だし、
結構、京都にはよく来るんだけど、毎回、道に迷うのは、
私が方向音痴なのもあると思うけど、
京都って、JRも私鉄も市営地下鉄も、
駅の案内板がめっちゃ分かりにくい!
と思うのは私だけかなぁ...?( ̄_ ̄;
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※まだまだ、昨年の報告が溜まってます。
かなり日にちが前後していますが、気にせずお読み下さい。ペコリ。
妹と、サントリーミュージアム天保山で開催されている
「ポーランドの至宝展」に行ってきました。
天保山につくと、3連休のせいか海遊館は長蛇の列。
んで、海遊館が長蛇の列なので、子連れの人たちが美術館に移動したらしく、
美術館のチケット売り場は、絵画を鑑賞するとは思えない子供連れのお客さんが
いっぱい並んでました。
ここの美術館には、毎年1~2回は絵画を見にくるんですが、
今年の12月で閉館になるらしいです。
いつも、今日くらい沢山の来館者がいれば、閉館せずにすむのになぁと思うと
ちょっと残念です。(--。


美術館の中から南港の景色を見るのも、これが最後かな...
ほで、お目当ての「レンブラントのモナリザ」ですが...

目がうつろで、どこをみているのかわからないところが
「モナリザ」と呼ばれる理由かな?
でも、ダビンチのモナリザほどの妖しい魅力は感じられませんでした。
レンブラントは、光と影の魔術師と呼ばれているそうです。
んで、「光と影」ってことなので...
全体が暗くて1点に光を当てた絵が多くて、
目が悪い私には、あんまり細かいところまでよく見えなかったので、
暗い絵ばっかりだなぁ...って印象が残りりました。
>この画家のすごさが分からなくて、すんません。(><;
んで、気になったのが少女の手。
普通、少女の肖像だと、もっとぷっくりした可愛らしい手を描くんじゃないかと
思うんだけど、なんだか大きくてちょっとゴツゴツした男性っぽい手だったので、
自分の手をモデルにして描いたんじゃないのかなぁ?と思ってしまいました。
>あくまで私の想像で、真相は不明ですので~。(^^;;
それから、この手ですが、額縁から飛び出していて、「騙し絵」になってます。
手が飛び出してるように見せるために、大きな手を描いたのかな?
でも、あんまり可愛くないお手手です~。(--;
>私は、西洋画に描かれているぷっくりしたホッペや手が好きなのよ~。(^^;
ポーランドについてのマメ知識は増えましたよ。(^^V
↓
ポーランドは、は、第二次世界大戦で、ナチスに侵攻されて、
王宮やポーランドの美しい町並みを壊されてしまいました。
美術館も爆破されそうになったんだけど、
その時、美術館の関係者たちが自分の身の危険を省みず、
美術品等を持ち出して大切に保管しました。
そして、その中にあった風景画を参考にして、町の復旧作業を行ない、
市民が寄付をしたお陰で王宮も再建されて、
昔のような美しい町並みが取り戻されたそうです。
国民の芸術に対する情熱っていうか、大事に思う心が
日本人とはちょっと違うなぁ...
と考えさせられました。
美術鑑賞の後は、お食事して、その後「ふれあいペットガーデン」へGO!
ミラパケッソのCMで注目のアルパカですが...
めっちゃ愛想悪かったです。(--#

ずっと座ったまま動かない黒アルパカちゃん。
白い子もいたけど、はるか遠くで...寄って来ません。
ヤギもいたけど、こりまた寄って来ないので触れない。
ここって、ふれあい動物園じゃなかったっけ???(--#
んで、ワン・ニャンは触れたけど、
フェレットはガラス張りの小屋の中だったので、
触れないし、フェレ臭も嗅げなかった...がくり~。
来年、干支のウサギちゃんは、可愛かったですよ♪

なんかくれっ!とオネダリ上手なウサちゃん。
前足が可愛い~♪

かなり食いしん坊のウサちゃんでした。(^^;
ずっとモグモグ食べてるので、ピンボケしか撮れなかった。(--;
あぁ、生毛皮ってやっぱり癒されるわ~~~♪(≧∇≦)
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3月12日(金) 曇
仕事を休んで、妹と京都の国立博物館の「ハプスブルク展」に行って来た。
今回、展示されている絵画は、見たことがある絵画が多かったので
行かなくてもいいかな~と思っていたんだけど
ニュースで、「今週いっぱいです!」って言ってるのを聞いて、
しかも、 「歴代のハプスブルク家の人たちの肖像画」が並んでる」 って聞くと、
やっぱり見に行かないとー!
ってことになり、ギリギリになって行くことにした。
今週中に、仕事を休んで行くことにしたんだけど、
ずっとお天気が悪くて寒かったので、ついつい延期になり、
今日になってしまった。(^^;;
美術館は、昨年もボルゲーゼ美術館展を見に行った所だから、
地下鉄の乗り換えは、楽勝~♪...と思ったのに...
駅の改札を出る時になって「なんか違うみたい...」と妹が言い出した。
なんと、京都国立近大美術館(左京区)だと思ってたら、
今回は、京都国立博物館(東山区)だった!
あちゃー、またまたやっちゃったわよぅ!(ノ゜0゜)ノ
しかし、いつもの事ながら、
なんで行き先をしっかり確認せずに行っちゃうかねぇ...(--#
ま、改札を出る前で、よかったわ♪>いいのか?(--#
博物館に着くと、意外にも空いててラッキー♪
...と思ったら、なんと 1時間40分待ち だった。バタリンコ。
ほで、改札のずーっと向こうが入り口で、長蛇の列だった。(><;
仕方なく、隣にあるレストランで食事をしようと思ったら、そこも長蛇の列。( ̄□ ̄;)
お腹も空いてるし、どこか食事のできる所を探しながら、 駅まで戻ることにした。
んで、駅の近くまで来たら、良さそうなお店を発見♪
みなさん、うどんや定食を食べてたけど、
私と妹は、居酒屋メニューを開いて、あれこれ注文。
もちろんビールも~♪ >昼間ッからビールかいなっ!?
トマトとネギのサラダ。
ここのお料理は、どれも美味しかった~♪
ほで、お腹もいっぱいになり、
あ~、もう絵画なんてどーでもよくなってきたー!
とか言ってたら、お店の人が
博物館は、昨日もすごく混んでたみたいですよ...
って教えてくれた。
う~ん、それじゃー、
今週は、いつ来ても混んでたってことね。(--;
4時前になって、美術簡に戻ると40分待ちになっていた。
そして、意外と早く、30分も並ばないで中に入れた。(^^V
絵画は、
・11歳の女帝マリア・テレジア
>青いドレスの色が素敵でした。
>絵の大きさに圧倒されました。(半端なく大きて、特大級だった!)
そして、白いドレスのフワフワ感が、こりまたすごかった~!
絵画展では、いつも気に入った絵のクリアーファイルを買います。
今回は、この2作品のクリアーファイルを買いました。
でも、いつも勿体なくて使えない...>貧乏性。(^^:;
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12月5日(土) 晴
妹とサントリーミウジアムで開催中の
「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」
http://www.sps.sgn.ne.jp/company/news.html#news139
に行ってきました。
クリムトの名前につられて行ったけど、彼の作品は3点だけだった。(--;
以前、豪華な金ピカの作品を見に行ったことがあったので、
今回も楽しみにしてたんだけど、金ピカはパンフレットに乗っている作品のみ。
ま、「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」ってことだし
無料チケットだったし、いっかな。(^^;;
絵画のプチ知識も少しだけレベルアップしたしね。
↓
・クリムトの生きた時代は、オーストリア・ハンガリー帝国、ハプスブルク帝国の
最後の時代。
・クリムトのお父さんは、金銀の線刻師だった。
あの金ピカ作品は、お父さんの影響もあるのかな~?>勝手に想像。
・クリムトには、エゴン・シーレって弟子と
マッチュっていう、ウィーン工芸美術学校での級友がいた。
んで、クリムトの2人の弟もィーン工芸美術学校に入学。
(兄弟そろって、芸術家だったのね)
シーレが美術アカデミーへ進学した年、ヒトラーは入学を拒否された。
シーレとクリムトは、親子ほど年が離れていたけど、師弟関係を超えた深い親交があった。
・弟のエルンストやマッチュと共に芸術家カンパニーを設立するが、
弟が亡くなって、解散。
・級友のマッチュと共に、公共建築(ウィーン大学の天井画の装飾画)を
一緒に手がけるが、この作品は、とても非難を受け、この仕事を放棄。
・ウィーンの伝統的な芸術から離れて、「分離派展」を結成。
・クリムトは、1918年(第一次世界大戦が終わった年)に、
脳卒中で半身不随になり、 その三週間後にスペイン風邪で亡くなった。
下半身不随になったクリムトを看病し、最後を看取ったのは、シーレだけ。
そして、シーレは、病院の死体安置室で、クリムトの死顔を3枚デッサンした。
同じ年にシーレの奥さん(結婚3年目で妊娠中)もスペイン風邪で亡くなった。
そして、奥さんが亡くなった3日後に、シーレもスペイン風邪で亡くなった。
・クリムト:享年55歳。
・シーレ :享年28歳。
革命の激動期・第一次世界大戦・スペイン風邪の流行。
大変な時代に生きた芸術家たちだったんだなぁ...
サントリーミウジアムの中から撮った、南港。
逆行なので、モノクロ風に撮れちゃいました。
空の光の真ん中にある黒点は、太陽。
結構、絵画展には行くんだけど、シーレやマッチュって名前は、初めて知った。
>似非絵画マニアなのがバレバレ。(^^;;
豪華な金ピカの作品は少なかったけど、今まで見たことのない絵が沢山見られたし、
オーストリア芸術の歴史も少し分かったし、良かったかな~。
オーストリアの絵画って、あまり見たことが無かったように思う。
シーレの絵に関しては、彼の生い立ちなどを知ると、
ちょっと怖いというか、不気味な感じの作品が多いのも、分かるような気がしました。
明るくて華やかな絵は、ないんだよね...>展示品以外では、あるのかな?
んで、クリムトもシーレも、スペイン風邪で亡くなったのか...
みなさん、風邪には気をつけましょー! FC2ランキングぅ!
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シメは、そこかいっ!?
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11月7日(土) 晴
京都国立近大美術館のボルゲーゼ美術館展に行って来きました~♪
特別、絵画に詳しい訳じゃないけど、
綺麗な絵を見るのが好きなので美術館にはよく行きます。おほほ。
美術館に入る前に、まずは、美術館の近くで遅めのランチ。
>芸術の秋より、食欲の秋が優先かいっ!?(ーー;
ここのお店のオムライスは、うまうまでした♪
ボルゲーゼ美術館展のハイライト作品は、
ラファエロの「一角獣を抱く貴婦人」
数年前に見た、レオナルド・ダビンチの「白てんを抱く貴婦人」に
似ているな~と思ったら、やっぱりダビンチの影響を受けているらしいです。http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/davinci_ritratto.html
この「一角獣を抱く貴婦人」の絵は、ボルゲーゼ枢機卿が収集した時、
一角獣の上に、車輪が描かれていて、
一角獣は見えず、 女性の肩にはマントを羽織っていたそうです。
20世紀に修復された時、下から一角獣が出てきたそうで、
なんだか、謎を秘めた絵でした。
館内は以外と空いていて、ゆっくり見ることが出来きました。
午後から行ったのが良かったかも。(^^V
12月27日まで開催されているので、
興味のある方は是非行って下さいませ~!
そーそー、私は、館内では、いつも音声ガイドを借ります。
1台借りて、妹と二人で変わりばんこに聞きます。(^^;;
音声ガイドでは、絵についての説明以外に、
当時の時代背景なども聞けるので、
よりいっそう絵に対する興味が深まります。
音声ガイドは、大体、どこの美術館でも500円くらいですので、
借りたことがない人は、一度借りて見てくださいませ~。
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2009年8月16日(日) 曇のち晴
妹と京都文化博物館に「藤城清治光と影の世界展」に行ってきました。
藤城清治さんの作品は、 きっと誰でも一度は目にしたことがあると思います。
ケロヨン・小人・猫・子馬・楽器・花...etc大きな台紙(?)に、小さなモチーフが、
信じられないくらい沢山散りばめられていて、
とても人間業とは思えません。
いったいどれだけの時間をかけて作られたのだろうと想像すると、
気が遠くなりそうでした~。(>_<;
色の鮮やかさとモチーフの細かさと計算された構図に
圧倒されてしまいました!
どの作品にも優しさが溢れていて、
影絵の持つ不思議な世界に引き込まれてしまいました。
そして、一番すごいと思ったのは、
85歳のご高齢なのに、今も新作に取り組んでいるところ!!!
んでもって、奥さんがケロヨンの着ぐるみに入っていたなんて、ビックリ!
>妹がケロヨンを知らないってのも、ビックリだったけど...
欲しかった「アリスのハート」の絵葉書が売り切れだったのが残念だったけど、 9月23日まで開催されているので、是非行ってみてください!
他の絵葉書を数枚買いました。
帰りは、美味しい居酒屋さんを発見♪
烏丸の「ほっとけ屋」は、スタッフの女性がとても感じが良くて
お料理も美味しかったです!!!
結局最後は、芸術より食い気かいっ!?ってご意見は、
スルーさせていただきます~(^^; ランキングぅ!